審査基準

   

Japan Ballet Comeptition 審査基準

・1カテゴリにつき【A+】【A】【A-】~【E+】【E】【E-】までの15段階で評価されます。
・演技終了後、下手舞台袖スクリーンに各カテゴリ得点が掲示されます。
・各先生方からの点数を合計したものを【技術点:500点満点】【芸術点:500点満点】に演算し発表します。
・審査員1名につき2ポイント【将来性ポイント】をつけることができます。
・合計点で総合順位が決定されますが、同点の場合、将来性ポイントを含めた得点で決定されます。
・上記の条件でも同数の場合、【A項目】の多い方を上位とし、同じ場合は同順位とします。
・クラシックバレエ部門で審査員所属団体の出場者は該当審査員の点数は反映せず、
他審査員の平均点を充当します。(ジャッジシートには全員分の評価内容が記載されます)
・審査員が特別講師、ダンサー、振付、演出として招聘されている団体への得点も反映されず、
他審査員の平均点を充当します。(ジャッジシートには全員分の評価内容が記載されます)
・モダンダンス部門、アンサンブル部門は審査員全員の合計点で評価します。
・部門参加人数が10名以下の場合、審査内容により順位該当者なしの場合もあります
・下記審査項目のうち「」のついている項目は重要項目として点数の比重が高く採点されます。

クラシックバレエ部門 技術項目【C01】【C02】【C03】【C08】

1)アンディオール★
下肢が無理なく外側へ回旋されているか。股関節、ひざ、つま先の回旋の連動性
2)手のポジション
動きの最中にきちんとポジションを通過しているか。静止時のポジションの正確性
3)足のポジション★
動きの最中にきちんとポジションを通過しているか。静止時のポジションの正確性
4)ポール・ド・ブラ
ポジションからポジションへの軌道を守っているか、やわらかさ、指先、手首、ひじ、肩の正しい位置・角度
5)コーディネーション
パとパのつなぎ、スムーズな動きになっているか
6)ひざ★
ひざが曲がっていないか、出ていないか、ひざ裏がしっかりと伸びているか
7)つまさき
つま先が伸びている、真っすぐに柔らかく使えている、ポワントワークに繋がるような足先の使い方ができているか
8)身体の方向性
踊りの中での身体の方向が正しく保たれているか、進行方向、パに対する身体の方向が正しいか
9)ゆびさきの使い方
特に「ゆびさき」に注目し、指先まで意識が集中しているか、ポジションの正確性
10)頭(顔)のつけ方
身体の方向に対して、また演目に応じた目線、頭(顔)の位置、向きの正確性

クラシックバレエ部門 技術項目【C04】【C05】【C06】【C07】【C09】

1)アンディオール★
下肢が無理なく外側へ回旋されているか。股関節、ひざ、つま先の回旋の連動性
2)ポジション★
踊りの中での手と足のポジションが守られていて、身体の方向性の正確性
3)ポール・ド・ブラ
ポジションからポジションへの軌道を守っているか、やわらかさ、指先、手首、ひじ、肩の正しい位置・角度
4)コーディネーション
パとパのつなぎ、スムーズな動きになっているか
5)ひざ
ひざが曲がっていないか、出ていないか、ひざ裏がしっかりと伸びているか
6)ポワント★
正しい重心で立ち、ドゥミポワントをしっかり使えているか、踊りにあったアクセントでコントロールできているか
7)エポールマン
エポールマンを意識した踊りができているか、肩の位置に対しての首、身体の傾け方、ひねりかたが踊りに対して正しいか
8)ジャンプ
身体の各部分が正しいポジションを守って飛べているか、飛ぶ前後のポジション
9)ターン
身体の各部分が正しいポジションを守って回れているか、回る前後のポジション
10)柔軟性
正しいポジションに身体を導ける柔軟性が伴っているか

モダンダンス部門 技術項目【M10】【M11】【M12】

1)コーディネーション★
パとパのつなぎ、スムーズな動きになっているか
2)作品の実現度
作品の世界感・意図を理解し踊っているか
3)振付の実現度★
振付家が意図し、振付けた動きが実現できているか
4)柔軟性
作品を踊りこなすために必要な柔軟性が備わっているか
5)上半身のコントロール
上半身が振付の意図通りに踊り手の意志でコントロールできているか
6)下半身のコントロール
下半身が振付の意図通りに踊り手の意志でコントロールできているか
7)体幹のコントロール
踊りの緩急、重心の移動に関わらず身体の重心がコントロールされているか
8)難易度
振付の内容に対する難易度

アンサンブル部門 技術項目【E13】

1)コーディネーション★
パとパのつなぎ、スムーズな動きになっているか
2)作品の実現度
作品の世界感・意図を理解し踊っているか
3)振付の実現度★
振付家が意図し、振付けた動きが実現できているか
4)柔軟性
作品を踊りこなすために必要な柔軟性が備わっているか
5)上半身のコントロール
上半身が振付の意図通りに踊り手の意志でコントロールできているか
6)下半身のコントロール
下半身が振付の意図通りに踊り手の意志でコントロールできているか
7)体幹のコントロール
踊りの緩急、重心の移動に関わらず身体の重心がコントロールされているか
8)フォーメーション
舞台の使い方、整列、移動、隊列の魅せ方
9)パートナーシップ
メンバー同士の連携、同調性、協調性
10)難易度
振付の内容に対する難易度

全部門共通 芸術項目

1)表現力★
演技者の個性的な表現力、情熱、豊かさ
2)音楽性★
踊りの中での音の取り方、アクセント、踊りで音を表現しているか
3)容姿
身体のバランス、肢体条件、年齢・役柄にあった美しさ
4)透明感
踊りを通して伝わってくる演技者の純粋性、透明感
5)役の解釈
踊っている役の個性、背景、状況を理解し表現できているか
6)舞台マナー
演技の初めから終わりまで演技者の踊りに対する意欲、舞台に対する敬意、衣裳・ヘア・メイク・シューズの身だしなみ
7)衣裳・頭飾り
踊りの役柄にあった衣裳、髪型、頭飾りであるか、実際の踊りと衣裳のバランス
8)メイク
踊りの役割に合ったメイクであるか、本人の個性を活かし、魅力的なメイクか
9)将来性【C01】【C02】【C03】【C08】のみ
演技者が将来バレエダンサーとなるための資質を持っているか
10)完成度
技術・芸術両面を総合的に判断し、作品として完成された踊りであったか

 

 

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